モロッコ帰って来た〜〜ん

モロッコに帰って来た。

今回くるの大変やった。二回カサブランカ行きがアブダビから遅延と空席なくて乗れなかったから、結局パリに飛んだ。LCCでパリからモロッコに来た。トランジットがパリで7時間あったからちょっと観光。シャンゼリゼと凱旋門に久しぶりに行った。凱旋門のお尻は黒かった。シャンゼリゼの服屋さんで、79ユーロするめっちゃいいニットが、素敵なニットが、12ユーロ。あまり服買うことなかったんだけど、最近ね、でも買っちゃった。ふふ。旅の醍醐味。

 

電車の中でカヌレを食べた、弾き語りのアコーディオンをBGMにしながら。普通のカヌレがこんなに、おいしいなんて。おパリはおパリだけど、やっぱりふつうにバターと小麦粉、だったり、チーズとバゲットだけでこんなにおいしくなるんだから、すごい。そこは評価するよ。

 

そういえばアブダビでは、久々にシェイクザイードモスクに行った。ここはやっぱりちょっと観光地って感じだな。サラーはできない感じ(礼拝ってことね)ていうか、サラーしたいから女性用礼拝室どこって聞いたのに、日本人なのにムスリムなわけないだろ的な感じではぐらかされちゃった。くそお。あ、なんでモスクに行こうとしたかっていうと、ちょっと寝たかったから。アブダビはホテル高くって、お金がとてもない。それに、まあ論文書きたかったしで、空港でずっと寝ずに、書いてたの。2回目のれなかった時さすがに寝たくてさ~。だから女性用礼拝室で寝たかったのよん。

あ、そうそう実は女性用って、完全に男性からは遮断、一般からも遮断されているから、知られることないけれど、実は自由な世界が広がっていて、ね。

グースカいびきかいて横になって寝ている人もいるレベルなんだよ、実は。ふふふ。結局空港の礼拝室でグースカねた。神様ごめんね、でも死にそうに大変なの、って思いながら、礼拝用の絨毯ちょっとまくらにして寝た。

いいの、そんなんでって感じだけど、アッラー、神さまそんな多分器ちっちゃくないで大丈夫。疲れてねれなくてお金なくてホテル行けなくて死にそうになっとんのに、そこで雷落とすような器ちっちゃーーーーーーい存在じゃないから、大丈夫、問題ない!笑

 

そうそう。研究はというと、毎日元気に参与観察中。そういう視点を持って生活を送ってみると、色々みえてくるものがありる。ゴミ箱1つ、道端のチリ一つからみえてくるものも、ある。
そのあたりに暮らしている人の真似をして過ごしている気がする。通勤、通学、朝ごはん調達、商店で新聞を買ったり、オリーブつまませてもらったり、夕方と夜はモスクに行く。毎日旧市街、新市街どちらのスークにも行く。日常品は顔なじみの店で買ったり買わなかったり。限られた日数の中でも、日常生活を真似してみて、言語学の観点からの発見、も大発見の連続だけれど、同時にそこで暮らしている人の価値観の根っこみたいなことにも触れたり、かすったりしている。ああ、幸せだ。