日本大使とマラケシュ。
今回のリュック一つ持っての週末トリップ。マラケシュに来ております。
その前に週末前の金曜、ちょっとうれしい出会いがありました。
というのも、今週から学校に大量の日本人(12人)が来ている!
ある日、学校にいったら、ルーマニア人のヌハイラとパキスタン人のサーミハが。
「ねえ。ちょっと!みた??日本人がたっくさんきてんだけど!!ここは東京かと思ったわ!」
…はあ??中国人じゃないの?意味ワカなんないんだけど???
と思ったら、本当に居た!!!うお~~~なんだこれ~~~
さっそく日本人のうちの一人に、聞いてみたら。
「ああ、いま大学の研修でここに来ているんです。」とのこと。おお~~!
ということで彼らの教授にもご挨拶。いや~~日本語話すの苦手だわ~~緊張するわ~~笑
ということで少したった後。
「まなみさん、よかったら、金曜に日本大使館で専門調査員をしている方の、研究結果の発表とディスカッションが少しあるんだけど、よかったら、どうぞ。慶應出身の方ですよ」とのこと!
おおお~~~!なんてお優しいんだ~~~ということで便乗して行ってきた!
主に講演の内容はモロッコ経済について。とてもおもしろい話が聞けた!いや~~よかった!
内容については、モロッコ・日本双方の機密もあるので、割愛ということで。
そして大使と調査員のお二人とお食事に!これも、ためになる話がたくさん聞けた!良かった~~
来週から、アミナちゃんも日本大使館での仕事が始まるし、よろしく、というのも伝えておいた!笑
ということでマラケシュ。
マラケシュはモロッコ1の観光地。色々な映画も撮影されている。
例えば、SEX AND THE CITYの映画も、マラケシュで撮影されている。
…「え、あれってアブダビじゃないの?」
そう思った方々。そうです。映画の舞台の設定はアブダビなんですけど、
実際の撮影は、モロッコです。どうやら、最初アブダビで撮影のため、交渉をしようと思っていたら、
映画の内容、というか題名もろとも、アブダビ政府からNGが出ました。
まあ、そりゃそうだ。
この事実を知ったのは、実は今年の3月でした。
あらためてSEX AND THE CITY2を見て、
「ああ、この映画見て、アラブ世界ってかっこいい、中東ってどんな感じなんだろう…とあこがれを持ったっけ… 」としみじみしながらオープング。
「ていうかこんな格好でUAE歩きまわるなんて、ホテル内とはいえ、よくアブダビ政府許可したな…」なんて思い始めていた頃。
主人公キャリーがホテルのバルコニーから見ているシーン。
…あれ、赤くね?この街見覚えあるぞ。。。
スークで買い物のシーン。
…あれ、なんでアブダビなのにバブーシュ売っているんだ…ていうか通行人がなんか、サハラっぽい人いるよなあ….
エンドロール。
…撮影場所、モロッコ。
ああ、マジかあ。みたいな。
近くの街のワルザザードでは、このまえ映画でトム・クルーズがBMWを爆走させていました。あと007も来ていたね^^
モロッコ政府はモロッコを中東のハリウッドにしたいらしい。(事実です。王様がこの前言ってた。)
マラケシュといえば、ジャマ・エル・フナ広場とスーク、とマジョレル庭園。マジョレルはイブサンローランが好んだ庭園で、死後、ここに遺灰がまかれました。
今回のリヤド。一泊1200円。
「おい 大丈夫か」
…大丈夫です^^普通にフカフカのベッド、ふかふかの朝食!
マラケシュは、暑い….マジ無理ゲー…最近までラバトの気候に慣れきっていた私は完全にノックアウト寸前。
なんと最近のラバトは毎日のように雨。そして寒い。毎日25度くらいまでしか気温が上がらない。
マラケシュは..11時で42度。
まじかよ…この暑さでスーク巡りは無理だわ…ということで、ハマムに行ってきた!
ハマム、とは…垢すりとモロッコ式サウナとお風呂。身も心もつっるつる~~になって、るんるんで外に出て、
15時。まだ暑い。太陽グラグラ(キラキラでもサンサンでもギラギラでもありません。そんな表現じゃ収まらねえ)
ということでリヤドでクーラーガンガンにしてオネムの時間。
起き上がって18時。だいぶ涼しくなってきた…ということでフナー広場と屋台とスークに行ってみよう!
屋台は150以上の出店。毎日お祭り騒ぎ。あるけど1mごとに話しかけられ…というか店員に群がられ、時には腕まで掴まれる。どこで覚えてきたのかよくわからない日本語の単語を浴びせられ、無視すれば、バカやアホなど罵声を浴びせられる。
おつりをごまかされるのは当たり前。むしろボッタクリが当たり前。
というマラケシュですが、屋台メシ、おいしいところはおいしい。
おすすめは14番屋台。イカリングとイサキのフライのお店。ほんとうにおいしい。ほかの屋台は勧めません。笑
あとなめくじたべた。かたつむりだけど。スパイスが効いてた。かたつむりの目、と目があって、つらかった。
あんまり好きじゃなかった。
マラケシュ、エネルギーがありすぎて、疲れちゃった感じ。ふう。ちょっと行き先間違えたかも。笑
そして帰りの電車。5時間かけてまたラバトへ…これが大変だった。なんとプレミアクラスが取れず、二号車で…
二号車…クーラーなし….今日の気温は43度…車内はコミコミ…
かなり悲惨だった(泣)なんで電車に載っているだけで服から絞れるほど汗が出るんだ….
もっと早く電車のチケット取ればよかた。マラケシュをなめていた。
とぐったりつかれた週末でした。ちゃんちゃん。でもハマムは良かったし、イサキのからあげはおいしかったからよかったとしよう。
一日ひとつでも良いことがあったら、他にどんなに悪いことがいくつもあったとしても、それで、いいことにしてる。
そうじゃないとやってられないもん。
でも、多分それはモロッコにいるときだけのことじゃないんだろうな、と思う。どこにいても、一緒。
「そんなの自分に甘すぎるだろ」
という声が聞こえてきそうだけど、でもそれでいいんだよ。じゃあ、その甘い、甘くないの基準はどこなの?
多分そんなの人によって違う。神様しかわからないじゃないのよ。
それだったら簡単に、「自分に甘い、」とか責めないであげて~って思う。
人ってそんなに強くないんだよ。強く見せてるだけがほとんどなんだから。
そういうあなただって、強く見せているだけなのに、人にも強く見せていることを強要してはいけない、のよ。って思う。
(でも、こう、自分ががんばっているときに、一生懸命になっているときに、なめくじみたいにだらだら生活していたり、
ずるずるコアラみたいに生活していたり仕事してたりする人見ると、いらいらしちゃうんだよな~しかもその逆もしかり。じぶんがナメクジの時にとなりに働き蜂がいるとまじなんかおちつかないなんと自分勝手なこった)
では、マアッサラーマ!
今日の結論:
1.都市を移動すると、急な気候の変動がモロッコでは起こりえます。結構体に来るので、気をつけましょう。
2.かたつむりというか、ナメクジはおいしくないです。屋台なら14番屋台に行きましょう!とってもおいしい!!!
3.絶対にプレミアムクラスをとりましょう。
4.一日一つでも良いことアレば、その一日は良しとしよう。